1. 丸みを帯びたwell底面

4つのwell部分の底面に大きな丸みを持たせることで、顕微鏡観察時の視認性が向上します。従来品に比べて、淵の部分の黒ずみが軽減され、死角が鮮明に表示される特性により、胚の識別が格段に容易となります。

2. 実用的な凍結保存用デバイスホルダー

クライオトップ置き場を設置し、傾斜をつけることで、ピペットの操作性が向上します。また、クライオトップのフィルム面の高さをウェルの底面の位置に近づけることで、顕微鏡の焦点調整が不要となり、作業効率が向上します。

3. スロープ状の凹みで作業を効率化

中央部の十字スペースをスロープ状の凹みにすることで、胚が中心に集まりやすくなります。また、凍結用デバイスのフィルム部分が沿うような設計で凍結・融解の作業効率が向上し、傾斜を設けることで試薬使用量も削減します。

4. グリップ力向上で安全な作業環境を実現

本体と蓋に段差(引っかかり部分)を設けることで、ハンドリングの安全性が向上します。落下や胚がこぼれるリスクを軽減し、安全で効率的な作業環境を提供します。